さまざまな情報が錯綜するインターネット

ネットにはさまざまな情報が流れています。その中には私たちにとって有益な情報もあれば、誹謗中傷、犯罪予告など、できれば目にしたくない情報も多く、まさに玉石混合といった状況です。以前であれば誹謗中傷、犯行予告などといったものを目にするのは、2ちゃんねるや一部の掲示板などに限られていました。しかし最近ではブログ、Twitterなど多くの場所で見かけるようになっています。そこで今回は2ちゃんねるをはじめ、さまざまな場所で誹謗中傷、犯罪予告を見つけた時の対処法についてご紹介します。

自分とは直接関係ない誹謗中傷であっても通報するべきか?

自分や自分の家族など身の回りの人、または自分が属する会社などに対する誹謗中傷、犯罪予告などがあれば、迷うことなく削除要請や警察に通報するなどされると思います。しかし自分と直接関係のない場合はどうでしょう?もちろん自分とは関係ないわけですから、無視してやり過ごしてしまっても何の影響もありません。

しかし、自分が楽しんで見ている掲示板やSNSなどで、自分とは関係ないとはいえ誹謗中傷などを目にするのは決して気分のいいものではないでしょう。できることであればそういった書き込みはなくなることがベストであることは間違いありません。

ただ自分には関係のない人物や会社などに対する誹謗中傷、犯罪予告を通報しても対応してくれるものなのでしょうか?本来であれば当事者が通報するのが一番です。なぜなら通報した際に詳しいことを聞かれた場合、当事者以外では答えられないことも出てくるからです。ただ当事者が気づいていなかったり、そもそも知らないという場合もあります。いつまでたっても誹謗中傷が消えないのであれば、本人以外の人が通報しても構いません。

2ちゃんねるで誹謗中傷などを見かけた際の削除依頼方法

もし2ちゃんねるで誹謗中傷を見つけた際の削除依頼方法についてご説明します。2ちゃんねるの削除依頼方法は3つあります。その中で当事者以外の人が削除依頼をする場合は削除要請フォームを使った通報という形になります。尚、削除要請フォームで投稿したものはすべて公開されます。

2ちゃんねるの削除ガイドラインによると、誹謗中傷の書き込みにおいて削除対象となるものは以下の通りとなります。

  • 1群:管理人裁定の無い限り削除しません。
  • 2類:板の趣旨に則した公益性が有る事象・直接の関係者や被害者による事実関係の記述等が含まれたものは削除されません。
  • 3種:個人を完全に特定する情報を伴っているものは削除対象です。

この削除ガイドラインを確認したうえで、削除対象であると判断した場合、削除要請フォームから削除依頼を行ってください。ただしこのガイドラインは個人に対する誹謗中傷の場合となります。法人、団体、公的機関に対する誹謗中傷に関しては、基本的に放置されるようです。また削除対象であっても当事者からの通報でなければ削除は難しいでしょう。

犯罪予告などに関しては警察へ通報を

もし犯罪予告を見かけた場合、2ちゃんねるや掲示板、SNSの運営会社ではなく、即座に警察に通報することをおすすめします。これは内容にもよりますが、当事者ではなく第三者であっても警察は動いてくれる可能性が高くなっています。

世の中にはさまざまな考え、意見を持った人物がいます。これはネット上であっても変わりありません。中には誹謗中傷や犯罪予告などを喜んで投稿してしまうものが少なからず存在します。ただし彼らの多くは構ってほしくてそういった投稿をしています。そのためその本人に直接、止めるように言っても逆効果となってしまいます。

そういったことを避けるためにも、直接自分には関係のない誹謗中傷、犯罪予告を見つけたら、すぐに運営会社に削除要請を出す、警察に通報するといった対処をされることをおすすめします。

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