自分の写真が勝手にSNSや掲示板、ブログ、サイトなどに掲載され、知らないうちにさらされている可能性があります。
特に顔がうつっている写真を悪用されると、社会的な信用を失うことにもなりかねません。精神的なダメージも想像を絶するでしょう。

文章による誹謗中傷ももちろん許せない悪質な行為ですが、見た目のインパクトが強い画像を使った中傷行為は被害がより大きくなる傾向があります。
掲載された画像を見た第三者も画像の内容次第では面白がって拡散するので、一気にさまざまなところへばらまかれていくおそれもあるので注意しなければなりません。

とはいえ、自分の画像がどこかでさらされていると知るきっかけはそうそうありません。友人や知人から指摘されて知ったというケースがほとんどです。

自分の画像がネット上に流されているとわかった時点で早急に対処しなければ、被害は拡大するばかりです。
恥ずかしくてどうしたらいいのかわからない気持ちもあるでしょうが、あきらめずに対策をしていきましょう。

ネットに画像が公開されてしまうケース

もっとも多いのが、悪ふざけによるものです。特に学生に多くみられるのですが、仲間内でのいたずら目的やその場のノリでSNSや掲示板に画像を載せてしまうことがあります。
法律に反しているという意識がまったくないと思われるような画像を平気で掲載している人が多く、問題となっています。

また、個人的なうらみや妬みといった感情から意図的に対象となる人の画像を流出するケースも増えています。
嫌っている上司が醜態をさらしている写真や、気に入らない人の私生活がわかるような写真などをSNSや掲示板に投稿している人も少なくありません。

そして、特に深刻なのが女性の裸や性行為の画像でしょう。
別れを告げられたことを根に持ち、交際中に手に入れたそのような画像をわざと流出させる事案が増えていることがニュースでもたびたび取り上げられているほどです。
このように性的な画像をネット上に流出させて復讐することを「リベンジポルノ」と呼んでいます。

そのような写真を渡していなくても安心していられません。なかには、盗撮している人もいるのです。加害者となるのは、交際相手だけとは限りません。トイレや脱衣場、エスカレーターといった公共の場で盗撮した画像や動画をアダルトサイトに投稿している人も後を絶たないのです。

画像を削除するために

個人を特定できる画像を無断で公開するのは、肖像権の侵害にあてはまる可能性があります。自分で撮影した、いわゆる自撮り写真を他人が勝手にネット上に流すのは著作権侵害にも該当するでしょう。
いずれにせよ、このような悪質な行為を許してはいけません。

とはいえ、自分でなんとかしようと思ってもどうしたらいいのかわからない場合もあるでしょう。
実際に、運営会社がわからない掲示板や、連絡手段がないサイトも存在しています。
たとえ連絡できたとしても、ほとんどのサイトが対応してくれないと考えたほうがよいほど、削除に積極的ではありません。

個人の画像を違法にネット上にさらす行為は、プライバシー侵害や名誉毀損などにもなる可能性もあるので、サイト運営者は即座に削除に応じるべきなのです。
しかし、実際には表現の自由などをうたって、明らかな犯罪性がない場合には削除してくれないことが多いのが現状です。

精神的負担が大きいなか、サイトの運営者にこのような対応をされると被害者の心の傷はますます深くなるでしょう。
だからといって、決してあきらめてはいけません。このような画像の削除を専門に扱っている当社にご相談ください。
画像の削除にとどまらず、流出させた人の特定まで行うことも調査できます。泣き寝入りせずに思い切って行動を起こすことが大切です。

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