SNSに流れてくる情報は真実?デマ?

日々、さまざまな情報が流れるインターネット。特にTwitterやFacebookといったSNSでは、フォローしているユーザーはもちろん、フォローしているユーザーが拡散したフォローしていないユーザーからの情報も次々と自分のもとに入ってきます。そして、それらの情報は真実の情報もあれば、にわかには信じがたい情報もあるだけに情報の信憑性の見極めが重要です。自分がデマの拡散元にならないためにも、SNSで流れてくるデマ情報の見分け方について確認してみましょう。

情報の拡散が以前よりも増えた理由

ネット上でデマ情報が流れることは今に始まったことではありません。これまでも2ちゃんねるや各種掲示板などで、さまざまなデマが飛び交っていました。しかし2ちゃんねるや掲示板で流れるデマの多くは、そこから外へ拡散されることは少なく、よほどの大きな事件やニュースになるようなものでない限りはほとんどの人は知らずに消えてしまっていました。

なぜ、以前はインターネット上の多くのデマがそれほど広がらなかったのか? それはリンクやトラックバックなど、多くの場合、自分がサイトを持っていなければ情報を拡散する手段がなかったからです。それが今ではTwitterやFacebookなど、すぐにアカウントが作れるうえ、シェアボタンやリツイートボタンをクリックするだけで一気に情報が拡散されます。

さらにTwitterやFacebookでは、自らが情報を探しにいく必要もありません。友人やニュースサイト、情報サイトをフォローしておけば、後は勝手に情報が入ってきます。つまり「情報の入手が簡単になったこと」「拡散の手間が減ったこと」の2つの理由により、私たちはより多くの情報に触れ、さらにそれを拡散できるようになったのです。

デマ投稿の内容とデマ投稿をするアカウントの特徴

これだけ多くの情報が飛び交っているSNS。中にはとんでもない嘘や間違えた情報、デマなども、真実の情報に入り混じって流れてきます。デマ情報を流す人の多くは自分が作ったデマが拡散していくのを見て楽しんでいるため、できるだけ多くの人が興味を引くような内容の投稿を作り出します。

これまでTwitterなどで拡散されたデマ情報の中でも、よくあるパターンは以下のようなものがあります。
1.有名人の死亡、引退、逮捕、離婚、グループの解散など多くのファンを持つ人に関する投稿
2.大きな事件や災害によって困っている人が助けを求めているといった投稿
3.テレビ局や政治家などが一般の人に迷惑をかけた、無理強いをしたといった投稿

基本的にどれもネガティブであること、有名人、災害、テレビ局など誰もが一目で分かるような単語が入っていること、実際にあったことに近づけることで本当かもと思わせることなどがデマ投稿の1つのパターンです。

そしてデマ投稿をするアカウントの特徴は以下のようなものがあります。
1.自分は何十人とフォローしているが、そのアカウントをフォローしている人はいない。もしくは少ない
2.アカウントのアイコンがプリクラの写真であったり、デフォルト(Twitterのタマゴ)のまま
3.人の投稿のリツイートばかりで自分の投稿がほとんどない

主にTwitterでの事例となりますが、デマ投稿をするユーザーは総じて人となりがわからない、生活感のないアカウントといった傾向があります。

自分がデマの拡散元にならないために

自分の好きな有名人、気になっているニュースなどに関する情報が流れてくればどうしても気になりますし、その情報が衝撃的なほどつい拡散してしまいたくなるものです。しかし、もしその情報がデマであれば、自分がそのデマの拡散元になってしまい、多くの自分のフォロワーにも迷惑をかけることになります。

自分のタイムラインに流れてくる情報で気になるものがあった場合、すぐに拡散するのではなく、まずはほかにも似たような情報がないか検索しましょう。そして、その情報の発信元のアカウントを確認するといったことを必ず行うことが大切です。基本的には自分のフォロワー以外の人からの情報は拡散しないようにします。

「情報を拡散することで傷つく人がいるかもしれない」「迷惑がかかる人がいるかもしれない」という気持ちを常に持つことが、デマを拡散させないためのポイントとなるのです。

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