なにかしら企業の情報を調べるためにインターネットを利用することがありますよね。企業のサイトはもちろんのこと、掲示板や口コミなどで調べる人は多いかもしれません。そこには良い評判も悪い評判もあって、自分で判断する必要があるでしょう。そこで、ネットで企業を調べた場合、悪評と好評どちらが気になるかをアンケートで調べてみました。
【質問】
インターネットで企業名を検索するときは、良い評判と悪評、どちらが気になりますか?

【回答数】
いい評判:8
悪い評判:92

ネットでの悪評には信頼性がある?

アンケートの結果、「悪い評判」と回答した人が多い結果となりました。

・いい評判をねつ造する企業はたくさんあれど、悪い評判は本当に悪くないとたたないものだと思うから。(20代/女性/専業主婦)

・いい評判はいまやステマなどでいくらでも出てきますが、悪い評判はうそをつかないと思うので。(20代/男性/学生)

・企業は悪い評判が流れないようにしているはずなのに評判が悪いということは実態がかなり悪いと思われるからです。(40代/男性/自由業・フリーランス)

・悪評のほうが真実を語っていることのほうがある気がします。でも見極めが肝心かな(30代/女性/パートアルバイト)

理由の多くは、悪い評判は一応の信憑性があるとのことで、虚偽をしてまで悪評は書かないだろうとの認識のようです。おおむねネット上の批判を信頼している傾向にあると思われます。さらに、良い評判はねつ造されているという理由から疑いを持っている一方で、悪評に関しては「火のないところに煙は立たない」という意識でいるようです。

企業に悪評はつきもの!印象に残るのは良い評判

「良い評判」と回答した人は、一割に満たない結果となりました。

・実際に、検索していて印象に残るのは良い評判です。悪評はよっぽどではない限りは気にはしません。(20代/男性/会社員)

・良い評判を見ると、気分も上がるし、どこの企業にも悪い部分はあるからそれはあまり気にしないです。(20代/女性/専業主婦)

・悪い評判はあてにならない。良い評判が本当かどうかを見極めるのが大切。(40代/男性/会社員)

・悪い評判なんてどこにでもあるので、いい評判があるようなところは気になりますね(30代/女性/会社員)

このように、余程の悪評でなければ気にしないというもので、どんな企業でも悪い評判があるのは当然だとの認識があるようです。さらに、良い評判の方が気分がいいとの人もいて、そのことが印象に残る要因になっていると思われます。また、そもそも悪評はあてにならにものという人がいるように、良し悪しに関わらず評判の見極めが重要だと考えているようです。

たとえ嘘であっても悪い評判は信じられやすい

今回のアンケートでは、大多数の人が「悪い評判」と回答する結果となりました。インターネットにて企業名を検索した結果で、悪評などの書き込みに対し一定の信頼性があるという人が多数いました。その反面、「良い評判」と回答した人は少数であり、どちらかというと真偽のほどは自分で見極めるという姿勢のようでした。この結果をふまえると、ネットでの悪評に影響される人がほとんどだということであり、たとえ嘘であっても信用してしまう人が多数であると認識できます。根拠のない悪評は企業にとってマイナスイメージだけでなく、企業活動にも響くため、しっかりとした風評被害対策が必要のようです。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月26日~2015年06月09日
■有効回答数:100サンプル

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