就職活動において、希望する職種によって企業を選択したりしますよね。そして働く地域や企業イメージで選ぶ人も多いはずです。企業などによる説明会などで、どういった会社なのか、どういった職場環境なのか、その他企業について調べたりしますよね。もちろんネットでも検索を用いて情報を得たりすることと思います。
そこで、就活でネットで調べる企業情報の中でマイナスイメージになるキーワードは何かをアンケートで調べてみました。

【質問】
就職活動をする際、企業名で検索したら最もマイナスイメージを受けるキーワードは何ですか?

【回答数】
企業名+ブラック:68
企業名+隠ぺい:17
企業名+裁判:11
企業名+2ちゃんねる:3
企業名+残業:1

ブラック企業では働きたくない!

アンケートの結果、「企業名+ブラック」との回答が多い結果となりました。

・その企業がブラック企業と呼ばれているということは、それなりの根拠があるという風に考えるため、検索時にブラックと出ると正直働きたいとはなかなか思えなくなるため(20代/男性/学生)

・検索していてブラック会社だと出てきたらすぐにそこの会社はやめると思います(30代/女性/無職)

・やはり就職する上で気になる点はブラック企業かどうかである。就職活動だけでは会社がブラックかどうかわからないため(20代/男性/会社員)

理由の多くは、ブラックと言われる企業では働きたくないというもので、就職先の企業イメージが重要だという認識があるようです。また就活ではわからない情報をネットで求める人もいて、ブラックを含めネットの情報に一定の信頼を持ち影響されているように思われます。

隠蔽体質が職場に悪影響を及ぼす?

二番目に多かったのは「企業名+隠ぺい」との回答でした。

・隠ぺいをしなければならないほどのことをしている会社、というイメージだから(40代/女性/パートアルバイト)

・隠ぺいするほどの後ろめたい事実があるのは、会社にとってのイメージが悪いから(20代/女性/契約派遣社員)

・隠ぺいは信用できない会社だという感じがする、もし入社したら隠蔽などをさせられる可能性もあるし、真面目な会社だとはとても思えない、中の人間関係なども悪そうなイメージがわく(20代/女性/学生)

理由の多くは、隠蔽する企業は信用できないというもので、隠蔽するような問題がある企業であると認識しているようです。また企業内部に言及する人もいて、隠蔽体質によって労働環境にも影響があるのではとの考えのようです。

裁判は社会的に逃れられない客観的な事実!

三番目には「企業名+裁判」との回答になりました。

・裁判までいってしまうとどうしても企業イメージのダウンは避けられないと思います(30代/男性/会社員)

・「ブラック」は主観的なところもあるが「裁判」は公的な手段であり、日本の場合、よほどでない限り裁判には発展しないから(10代/女性/学生)

・裁判になった事があるのだと思い、他と違って客観的な事実に基づいて問題があるとみなされたと感じるので(20代/女性/無職)

理由の多くは、裁判は客観的な事実であるというもので、個人的な口コミなどと違い社会的な出来事であるために信用できる情報と捉えているようです。裁判になることにより企業イメージも悪くなるとの理由もあって、なにかしらの問題を抱えている企業だと考えられているようです。

2ちゃんねるでネタにされてたら嫌だ!

少数ですが「企業名+2ちゃんねる」、次いで「企業名+残業」との回答がありました。

・2ちゃんねるが全てとは思わないが、検索ワードに出ると言うことは相当数のネタがあると言うことだから、そして、そういう社員を多く雇っている企業だと思ってしまうため(30代/男性/会社員)

・2ちゃんねるに出てるということは何かしら嫌な思いをした人がいるということ、たたかれる原因があると思う(20代/女性/専業主婦)

・あくまで自分の時間は大事にしたいので、拘束時間の多い仕事は遠慮したいです(30代/男性/パートアルバイト)

「企業名+2ちゃんねる」と回答した人は、2ちゃんねるに書き込まれるほどの事柄があり、さらには書き込むような社員がいるであろうとのことで、2ちゃんねるの信用性に関わらず企業に要因があるからだと思っているようです。また「企業名+残業」との人は、自身の時間を大切に考えており、仕事よりも自分の生活を重視したいとの認識のようです。

検索で容易に見つかる悪いイメージ

今回のアンケートでは「企業名+ブラック」との回答が多い結果となり、ブラックと噂される企業では働きたくないという認識で一致しているようです。働く環境という意味では、隠蔽の情報がある企業でも内部での人間関係を気にしているようでした。多くはネットでのマイナスイメージのある情報を気にするようであり、裁判など客観的な事実を気にするとの人は少数でした。ネットでの検索機能によって、企業イメージを含め良い悪い情報を調べることは容易であり、それによって就職活動にも多くの影響を与えているようです。そういった情報は、いわれの無いものもあることから、企業側はネットでの風評被害対策が必要かもいれません。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月27日~2015年06月10日
■有効回答数:100サンプル

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