インターネットの世界は今日もさまざまな誹謗中傷が飛び交っています。中でも水商売関係を専門とするSNS「ホスラブ」は、問題のある投稿が多いことで有名です。ホスラブに個人情報や悪口を書き込まれてしまったら、どのように対応すれば良いのでしょうか？
名誉毀損に相当する書き込みとは
ホスラブでは特定のお店や、その店に勤務するホステス等の悪口が書き込まれることは日常茶飯事です。「枕営業をしている」「お客の○○と肉体関係がある」といった投稿は名誉毀損になるのでしょうか。
名誉毀損とは、ある事実を摘示することで誰かの社会的評価を低下させることです。たとえ投稿された事実が真実だったとしても、社会的評価を低下させたと考えられるならば名誉毀損になります。「複数のお客と関係を持っている」という投稿だけではなく、「淫乱」「腹黒」「ママの悪口を言っている」というようなものも名誉毀損に抵触すると言えます。投稿者を特定して記事の削除を求めたり、損害賠償を請求したりすることも可能ですが、ホスラブならではの難しさもあることを理解しておきましょう。
源氏名に対する書き込みの扱い
水商売に従事している人は本名とは別の源氏名で働いていることが殆どです。従って、ホスラブでの書き込みも源氏名を使用して行われることが多いと言えます。名誉毀損では、事実の摘示によって人の社会的評価を低下させているかどうかが論点となりました。実は源氏名でも対象者が特定できるならば、それはその人の社会的評価を低下させたと考えることができます。そのため、源氏名に対する悪口でも名誉毀損の扱いとなる可能性は高いのです。
プライバシー権侵害も多い
ホスラブではホステスやキャバ嬢の個人情報が晒されることも珍しくありません。本名、出身校、住所などが投稿されてしまったら、どう対応すれば良いのでしょうか。
すべての日本国民はプライバシー権を持っています。もし、自分の私生活に関する情報を開示されてしまった場合、プライバシー権侵害と考えて間違いありません。本名、住所、電話番号は当然のこと、メールアドレスも個人情報に含まれます。もし、これらの情報がネットにアップされている場合にはプライバシー権侵害の観点から削除依頼をすることもできるのです。
削除依頼の方法
もし、ホスラブに悪口を書き込まれたら、サイト管理者に一刻も早く削除依頼を出すことをおすすめします。インターネット上の悪評は放置したままで消えることがありません。それどころか「炎上」に至るケースも少なくないので、できるだけ迅速に対処するようにしましょう。
ただし、ホスラブでは表現の自由も重視しているため、スムーズに削除に応じてもらえるとは限りません。まして、名誉毀損の訴えを起こしたいからと投稿者の発信者情報の開示請求をしたとしても、長い時間がかかるのがほとんどです。そうなると、仮処分を申し立てて情報開示請求しなければいけないなど、非常な労力を要します。個人ですべてを行うのは難しいとも言えるでしょう。
もし、ホスラブ上での名誉毀損にお困りの場合には、ぜひ当社にご相談下さい。ネットトラブルに詳しいプロが削除申請を代行するので、早ければその日の内に問題のある投稿を削除することも可能です。ホスラブに書き込まれて売上げが落ちて困っている飲食店は少なくありません。「個人で削除依頼を出したのに返事さえ貰えない」といった声もよく聞きます。当社ではこれまでにも類似のケースを多数扱ってきました。ホスラブの削除申請のポイントに熟知しているからこそ実現できた迅速対応なのです。まずは電話やメールで無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
ご相談は全て無料となりますのでお気軽にご相談下さいませ。
