ホスラブ(正式名称:ホストラブ)のコミュニティーサイトで、もともとはホストクラブに特化していました。やがて、水商売の関連業界で利用される月間6億PVの大規模サイトに成長し、全国版も展開されたホスラブでは、誹謗中傷の書き込みが急増しています。ホスラブでの悪評に関する法的対処術について、お話します。

ボランティアによるホスラブでの書き込み削除

ホスラブは、非会員でもサイト内を閲覧することができます。若年層の利用も目立ち、非常に活発にスレッドが立ち上げられているのが特徴です。匿名で書き込みができる掲示板としても、トップランクのクラスに上がっています。

ホスラブでは、キャバクラやホストなどの水商売関係者、風俗関係者が、お客様とコミュニケーションする掲示板。ゆえに、特定のスタッフや店に対しての誹謗中傷が発生しがちです。利害関係が顕著になりやすい業界だけに、ライバルを蹴落とすために利用することも可能です。利用客がサービスに不満を感じ、中傷コメントを書き込んだことにより、閉店に追い込まれるような店も出ています。

重要なのは、早めに対処をすること。ホスラブの管理者に申請をすると、96時間内に書き込みを削除してもらえます。ただし、削除の対象となるのは、法的根拠を含む正当な理由があると判断されること。申請自体は、削除依頼フォームがあるので簡単に行えます。

ホスラブでは、依頼があったときの書き込みの削除人がボランティアです。仕事で削除作業をしているわけではありませんから、しつこく削除を請求したり、ボランティアで削除作業を行っている人に対して非難するような発言は禁物です。ホスラブが指定する手順を守って初めて、削除の対象となるかどうかが判断されるのです。

ホスラブでの悪評に法的対処をとるには

ホスラブで誹謗中傷や風評被害に悩まされたとき、法的に頼りになるのは警察や弁護士です。にもかかわらず、警察でこの手の告訴が受理されるケースはごくわずか。弁護士に依頼する場合は、多額な費用がかかる上に、弁護士事務所自体で掲示板の書き込みを削除してくれるわけではありません。削除の手続きを経るうちに、さらなる誹謗中傷の被害が広まってしまう恐れもあります。

法的な対処では解決しきれない、ホスラブでの悪評問題は、スレッド・レス対策に強い専門業者に相談するのも一案でしょう。法的な手段を用いれば、責任の追求や損害賠償の請求は可能です。

問題は、残されたインターネット上の書き込みです。悪評を発信した犯人を捕まえても、ネット上に悪評が残っていれば、今後に支障がおよぶリスクは確実。放置しておくと、際限なく悪評がまん延する可能性も高いのです。

ホスラブでの誹謗中傷書き込み例

最後に、ホスラブでどのような誹謗中傷の書き込み例があるのか、具体的に見ておきましょう。

源氏名での誹謗中傷で名誉棄損が成立する例

水商売や風俗業界では、本名とは別に源氏名を使って仕事するのが通常です。お店だけで通用する名前ながら、源氏名をあげてホスラブで悪評を立てれば、利用客には察しがつくもの。名誉棄損にあたる、人の社会的評価を低下させる行為には、対象者を他者と区別して特定できれば、名誉棄損が成立し得るのです。さらには、源氏名と書き込みの内容を比べたときに、簡単に本人だと特定できることもあり、この場合でも名誉棄損は成立します。

プライベートな情報を書き込み、プライバシー権侵害になる例

ホスラブ上で、特定の人物がプライベートな情報を書き込まれることがあります。例えば、本名をフルネームで明かされたり、出身の学校、住所、現在の住まいの画像などが投稿された場合、プライバシー権侵害にあたります。氏名や住所だけでなく、電話番号やメールアドレスなどもプライバシー権に含まれ、関連する画像についても保護の対象になるのです。

ホストやホステスが利用客に悪口を書き込まれる例

ホストやホステスが、利用客との色恋沙汰に巻き込まれて、ホスラブに悪口を書き込まれるケースがあります。ホストやホステス自身に裏切られたと悪口を書かれる場合もありますし、ホストやホステスに関係する人物に嫉妬して攻撃する場合も珍しくありません。悪口にとどまらず、個人情報を公開する行為に至る人もいます。書き込まれた情報はどんどん拡散される可能性があり、書き込みをする側はますます自分を被害者だと思い込みがちです。当事者同士が話し合いをして解決するのが難しくなってくると、弁護士などに相談するのが良案ともいえます。その場合でも、ホスラブ上に残った書き込みを削除することは、計算に入れておく必要があります。

一刻も早くホスラブでの悪評を削除するには、専門業者の当社へご相談ください。ホスラブでの悪評を非表示にするには、最短なら即日でOK。ホスラブに直接削除を依頼したときよりもスピーディーです。ぜひ当社へお問い合わせください。

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