2ちゃんねるで誹謗中傷されたときの警察の対応
巨大匿名掲示板の2ちゃんねるは、いわれのない誹謗中傷や名誉毀損の書き込みが多数。犯罪の温床と呼ばれることもありますが、風評被害に遭っている人もたくさんいます。被害届を提出して刑事事件として立件することもできますが、現実的には警察が迅速に動けるとは限りません。2ちゃんねるで発生した誹謗中傷や名誉毀損事件に対する警察の対応を見てみましょう。
刑事事件として立件する方法
2ちゃんねるで悪質な書き込みを見つけた場合、まずは内容をプリントアウトするか写真撮影をするかして証拠を抑えておきましょう。これだけで刑事事件として立件することができます。しかし、誹謗中傷の書き込みに対して、現実には警察はすぐに動くことができないことがほとんどです。
誹謗中傷ともとれる掲示板への書き込みは、「表現の自由」として憲法によって保障されています。また、名誉毀損については刑法230条で定められている通り、内容が真実の場合は罰しないと定められているのです。そのため、警察としては被害者の言い分のみを飲んで事実誤認のまま投稿者を名誉棄損罪で起訴し、逮捕することはできません。
刑事事件として立件しやすい内容
誹謗中傷や名誉毀損が刑事事件として告訴できる内容の場合、警察も動かざるを得ません。たとえば、殺人犯だと言われた場合、書き込まれた人物が刑事告訴をして事件化した事例は過去にもありました。
殺人犯に限らず、社会的な影響が多いと考えられる誹謗中傷の場合、刑事告訴および犯人の書類送検や逮捕も可能。たとえば、新興宗教の信者だとする誹謗中傷が告訴された事例も見受けられます。
よくある誹謗中傷の内容
明らかに刑事事件で告訴される恐れのある誹謗中傷は、2ちゃんねるでもそこまで見られることはありません。よくみられる誹謗中傷の書き込みは、「悪口」や「男女間のスキャンダル」です。これらは、個人同士の愚痴レベルでの書き込みに過ぎず、警察が踏み込んで関与するのも筋違いと考えられます。
誹謗中傷に対して警察が動かないため、泣き寝入りをしてしまう人も多いです。しかし、刑事事件で取り扱うのが難しい書き込みは民事事件として立件することができます。
ネットでの誹謗中傷対策は当社にお任せください
もし、インターネット上で誹謗中傷被害にあった場合、なかなか警察では対応してくれません。悪口やスキャンダルのような2ちゃんねるの書き込みに対し、まずは自分で削除申請を申し込む人も多いです。しかし、2ちゃんねるでは投稿者の表現の自由を理由に、削除申請を受け付けないケースも多数見受けられます。
警察の対応もなく、2ちゃんねるの削除も受けられない案件も当社なら対応可能です。2ちゃんねるに書き込まれてしまった誹謗中傷の投稿やスレッドの削除など、独自のノウハウを生かして対処できます。削除までの期間は最短即日。一日でも早くトラブルを解消したい人はぜひ当社までご相談ください。