あなたは、あるキーワードで検索しようとした際にネガティブなワードの候補キーワードが表示されたら、クリックしますか?
良くも悪くもインターネットですぐに情報が拡散される時代。インターネットでよく見かけるのは、芸能人や企業についてのネガティブな情報。人はネガティブな内容とわかっていても知りたいと思うのか。また、なぜ知りたいと思ってしまうのか。
今回アンケートを通じて調査してみました。
【質問】
あるキーワードで検索した際にネガティブなワードが候補キーワードに表示されました
クリックしてみますか?
【回答数】
クリックする!:77
クリックしない:24
ネガティブな候補キーワード「クリックする 76%」
アンケートの結果、クリックするという人が101人中77人。約76パーセントを占める結果となりました。
・ネガティブなワードほどすごく気になるので絶対クリックしてみると思う。(20代/女性/専業主婦)
・確認はしてみます。信じるか信じないかはその内容によって判断します。(50代/男性/自由業・フリーランス)
・そのネガティブなワードがキーワードとどのようにかかわっているのか知りたいから。(30代/女性/無職)
・長所だけでなく短所も知りたいのでクリックします。そのネガティブな情報も得てから自分で判断すると思います。(30代/女性/専業主婦)
クリックすると言っても、興味本位でクリックする人や、キーワードとの関わりに関心を持ってクリックする人など様々です。ですが、ネガティブな情報は悪意を持って書かれていることも多いので、鵜呑みにはせず、あくまでもひとつの意見、確認程度にしか見ないという点では共通しているようです。
ネガティブな候補キーワード「クリックしない 24%」
「クリックする!」と答えた人が77人なのに対し、「クリックしない」と答えた人は、24人という結果となりました。
ネガティブなキーワードに興味をそそられる人が多いなか、なぜクリックしないのでしょうか。
・キーワードにもよるが、基本的にネガティブな情報は楽しくないのでクリックしない。(30代/男性/パートアルバイト)
・クリックしても、たいていが根拠のない噂話であることが多いので。(30代/女性/自由業・フリーランス)
・必要な情報で無ければ無意味にクリックしない。きりがないから。(40代/男性/会社員)
・クリックしません。危ないサイトなどに飛ぶこともありますので。(40代/女性/パートアルバイト)
このように、ネガティブで根拠のない情報を見ても得られるものが無いうえに、気分を害することがあるのでクリックしない、といった意見が多いようです。
また、詐欺サイトなどの危ないサイトに飛んでしまうことがあるからなど、インターネットが普及した時代ならではの意見も多くありました。
最も大切なのは、クリックしたあと
アンケートの結果を見て気づいたのは、クリックする人もしない人も、内容をあてにしていないという点では共通していることです。どんなものか気になってクリックするか、得をしないという考えでクリックすらしないのかの違いです。
インターネットが普及しいろいろな情報が飛び交うなか、どんな情報でも鵜呑みにせず、情報の取捨選択を正しくすることが重要になってきます。大切なのはクリックした後ということです。
ネット詐欺などには気を付けながら、インターネットを正しく活用していきましょう。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月26日~2015年06月09日
■有効回答数:101サンプル