地域密着型のコミュニティサイトとして人気がある爆サイ。幅広い範囲に投稿できるうえに、ローカルな話題に密着しているため、メリットもあればデメリットもあります。大きなデメリットといえるのが、誹謗中傷です。ここでは、爆サイでの誹謗中傷で裁判になったケースを紹介します。
爆サイでの誹謗中傷による影響
爆サイの総投稿数は、1億件を突破するほどの勢いです。日夜、数え切れないほどの人が爆サイに投稿し、情報が拡散されています。投稿できるジャンルが幅広いのも、爆サイの特徴。ニュース、政治、スポーツをはじめ、水商売など、各種の地域情報が書き込まれている掲示板は、注目に値します。新規のスレッドも続々と立ち上げられ、管理者も全体を把握するのが困難なのではないかと思えるほどです。
規模の大きな掲示板ともなると、懸念されるのが誹謗中傷問題です。実際、爆サイも他の巨大掲示板同様に、誹謗中傷記事が目立っています。投稿は匿名でできますから、気軽に投稿できることが誹謗中傷増加にもつながっています。そんな誹謗中傷を見たユーザーが、中傷された対象についてネガティブな印象を持ってしまうのは仕方がないこと。中傷された側にとっても、頭を悩ます種となってしまうはずです。投稿が、爆サイの中だけで完結することは、まれ。お約束のように、別サイトにも拡散されてしまうのが、近年のネット上での問題です。悪評を書き込んだり、広めたりするユーザーが悪いのですが、書き込みを放置してしまうことにも責任があります。
爆サイのスレッドやレスの書き込みを非表示にする方法
爆サイでは、ネガティブな書き込みに対して、削除依頼に応じています。ただし、削除依頼が正当であると認められなければならず、削除依頼を申請したからといって、必ずしも応じてくれるわけではありません。逆に、何度も削除依頼をかけたことによって、ブラックリストにクレーマーとして追加されてしまうこともあります。そんなことになれば、削除依頼すらできなくなってしまうため、避けなければなりません。
爆サイに誹謗中傷を書き込まれた実例
爆サイは、合計で12の板で構成されているローカル掲示板です。日本全国を11の地域に区分けしており、ない地域はないほどの充実度。北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海、関西、山陽、山陰、四国、九州、沖縄と、まんべんなく地域がカバーされているので、より細かなローカル情報に出会ったり発信したりできるのです。地域ごとのカテゴリーが充実しているのも、爆サイの持ち味。市区町村別の細かい板まで用意され、住宅の特徴をあげただけでも場所を特定できてしまうほど、身近な情報が得られます。書き込みは匿名で行えるため、気軽に利用できるのも特徴の1つ。こうした特徴により、爆サイは掲示板として大成長したきたのです。
ローカルな情報が書き込まれる他、匿名で書き込めるという点も、爆サイでの誹謗中傷問題を悪化させています。例えば、地域の飲食店の悪口が書き込まれた結果、閉店に追い込まれるようなことも起こっています。爆サイは地元のヤンキーにヘビーユースされることが多く、集団での炎上につながりやすいのも困ったところ。面白半分で行ったことが、どのような結果につながろうと無視なのです。書き込みをした犯人も特定しにくく、誹謗中傷を書き込まれた側が、迅速に書き込みを削除するなどの対処をとることが大切です。
爆サイでの誹謗中傷を削除するには
爆サイでは、スレッド内に削除依頼フォームが置かれています。削除を依頼するときには、必要事項を明記して申請することが可能です。必要事項とは、スレッドNo.、スレッドタイトル、レス番号、通報区分、返信用メールアドレス、削除依頼理由など。各書き込みには番号が付いていますから、スレッドの番号やタイトルと同時に申請する必要があります。
削除理由の記入は、750文字までと決められています。誹謗中傷の被害を受けたときには、冷静な対処ができるまでに時間がかかるもの。早く削除してほしいという気持ちが、クレームのようになってしまわないように注意しなければなりません。できる限り、法的な観点で削除理由を依頼することが大切。これだけ手間をかけて削除依頼の申請をしても、必ずしも削除に応じてくれるとは限りません。削除理由には細心の注意を払って、記入する必要があります。誹謗中傷によってどれだけの不利益をこうむっているか、社会生活に不利な影響が出ているかなど、プライバシーの侵害や名誉棄損に至っている旨を伝えることが重要です。
爆サイに個人で直接削除依頼をしても成果が出るとは限りません。法的手続きへの移行を見据えた連絡をするには、削除代行業者へ相談するのが有効な手段です。いざというときの法的手段も考え、効率よく手続きをして爆サイへの削除申請を実施したいとお考えの方はぜひ当社へご相談ください。
ご相談は全て無料となりますのでお気軽にご相談下さいませ。
