インターネットで様々な情報が得たり、自分から発信したりできる世の中、非常に便利になった反面、ネガティブな投稿が物議を醸すことも時にはあります。最近では学校教育でそういった投稿をしないように指導する場合もあるようですが、そういった教育が定着していなかった世代がうっかり投稿してしまうこともあるかもしれません。そこで、自分の周囲にそういった投稿をしたことがある人がいるかどうか、聞いてみました。

【質問】
インターネットにネガティブな投稿をしたことがある人は4人に1人というデータもあなたの友人や知人にそのようなことをしている人はいますか?

【回答数】
はい:32
いいえ:68

約7割が「いいえ」と回答。ネットをどう利用するかによる?

アンケートの結果、約7割の人が、ネガティブな投稿を周囲でしている人はいないと回答しました。

・愚痴や悩みを聞いてもらえる友達や家族がいれば、わざわざネットに書く必要はないと思います(20代/女性/パートアルバイト)

・いません、と思いますがこればっかりはわかりませんね。いないと信じたいです(40代/女性/契約派遣社員)

・私の周りには今の所そのような人はいないです。まず見かけていたら友達ではいられない気がします(40代/女性/パートアルバイト)

・ネガティヴな子が周りにあまりいないしインターネットに投稿もしないから(20代/女性/学生)

・そもそも、ネットに情報をアップすること自体、自分の周りではあまり(まったく)行われていないので(50代/男性/専業主夫)

その理由はいくつかあるようですが、「いないと思いたい」といった希望的観測に基づくものも比較的多くありました。たしかに、友人がネガティブな書き込みをしていたとしても、それを直接的に伝えていなければ実際書いているかどうかはわかりませんよね。また、インターネットの利用にあたり、投稿をあまりしないといった意見も見られました。ネットにたくさん投稿しているのは案外ある特定の一部の人なのかもしれませんね。

ストレスを吐き出す為のネガティブ投稿も

一方、約3割の人が、友人や知人の中にネットでネガティブな投稿をしている人がいる、と回答しています。

・いつもネガティブな事しか書かない友人がいた。読んでいる方は何も得をしないのでやめてほしい(20代/女性/自由業・フリーランス)

・顔がみえない特性上、インターネットは不満の捌け口として選ばれるのでしょう(20代/男性/学生)

・仕事や結婚後の同居でストレスがたまってるせいで、面と向かって言えないストレスを発散するためにネットで愚痴を吐いているようです。(30代/女性/無職)

・頻繁にではないですが、書き込みをしてる人がいます。普段相談する人がいなかったり、溜め込みやすい人が書き込みで吐き出してるのだと思います(20代/女性/パートアルバイト)

ネガティブな投稿といっても方向性は様々なようですが、読み手にとってはあまり気分の良いものではない、という意見が挙がっていました。しかし、匿名性が高いという点や直接吐き出せないストレスを発散できるという利点から、愚痴吐きの場として活用されている場合もあるようです。そういう意味では相談できる相手がいない時やそういう状況でない場合の救済の場となっているのかもしれません。

友人・知人の書き込みであるからこそ、ネガティブさは目につく

現実の社会だけでなく、SNSというバーチャルな空間でも交流が盛んな昨今、友人や知人の書き込みは嫌でも目につくものです。現実に顔を知っている相手ならば、ネガティブな書き込みに対しても「何かあったのか」と心配のしようがありますが、ネットだけでのつながりの場合、そればかりが目立つと辟易してしまうかもしれません。当然、リアルな友人・知人でもそのような書き込みは度が過ぎれば、読む人を不快にさせてしまうかもしれません。面と向かって言えないことやストレスを吐き出す場としての利用も有りだとしても、その程度をわきまえ、ネット上での交流も楽しく円満なものにできるとよいですね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月26日~2015年06月09日
■有効回答数:100サンプル

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