みなさんは2ちゃんねるをご存知でしょうか?
ニュースや時事ネタ、ゲームや料理など何でも情報が揃う大型掲示板です。2ちゃんねるに書き込まれた有用なものだけを切り取ったまとめサイトも存在し、簡単に情報を得ることができるようになりました。
しかし、その匿名性ゆえに危険が潜んでいることもあります。
そこで今回は、2ちゃんねるに個人情報が流出しているのを見た経験があるのかについて、アンケートを行いました。

【質問】
2ちゃんねる上で、個人情報の流出を目撃したことがありますか?

【回答数】
はい:54
いいえ:46

意外と多い!?個人情報の目撃談

アンケートの結果、半数以上の人が2ちゃんねる上に個人情報が流出している事案を知っているという結果となりました。

・悪意をもってか、軽い気持ちか真意は分からないが、他人の個人情報を流す人がいる。その情報の真偽も知りようもないが、見ていて不快にはなる。(40代/女性/専業主婦)

・近所で放火事件があったとき、その日のうちに誰がやったかを名前・住所・顔写真が晒されていました。(50代/女性/専業主婦)

・未成年の起こした凶悪犯罪をきっかけに、犯人が使っていたツイッターが紹介されて犯人の顔や住所を知ることになったことがあります。(30代/女性/専業主婦)

2ちゃんねるはニュースよりもはやく情報が書き込まれることや、個人的な恨みや妬みなどから衝動的に個人情報が書き込まれることがあるようです。
また、直接的には書き込まれなくても、TwitterなどのSNSの情報が流出し、そこから個人情報が特定されるケースもあることがわかりました。
2ちゃんねるは便利な反面、危険性もはらんでいると考えられていることがうかがえます。

さすがに個人情報までは・・・見たことがない!

半数以上の人が個人情報流出を目撃したことがあるとする一方で、まだそのような経験はないと答える方も多くいる結果になりました。

・2ちゃんねるは利用しているが、個人情報が流出し、晒されるような板は利用しないので。(30代/男性/会社員)

・今までに個人情報が流出しているものを見たことがないからです。(40代/男性/自由業・フリーランス)

・物に関するスレッドを見ている限りは、個人情報までに書き込みが及ぶのは見ていない。(60代/男性/契約派遣社員)

掲示板やSNSなどに無断で個人情報を書き込むことは法律に違反します。2ちゃんねるのスレッドのジャンルにもよりますが、法を犯してまで個人情報を流出することまではしないケースが多いようです。
情報社会となった現在、インターネットにおける自分の書き込みは一生消すことができないため、不用意な書き込みはしないという意識が徹底されていることがわかりました。

知っていますか?風評被害サービスの存在

今回の意識調査では、半数以上の人が2ちゃんねる上の個人情報流出の目撃体験を持っていることがわかりました。目撃体験はないとする意見も多く挙げられましたが、直接的な個人情報でなくともSNSなどの書き込みから推測されることがあるため、便利であると同時に非常に恐ろしい時ですよね。
もちろん、個人だけでなく企業にも当てはまり、裏づけのない悪い噂が流れてしまうケースもあるでしょう。
そのような風評被害の対策として、風評被害対策サービスや誹謗中傷対策サービスがあります。ネガティブな情報の検索順位を下げるサービスで、取引や採用人事などにおいて風評被害による影響を及ぼすことを阻止してくれます。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年05月26日~2015年06月09日
■有効回答数:100サンプル

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